OUTCOMEブログ

BLOG

関関同立の英検利用入試概要

2024/01/11
関関同立の英検利用入試概要

❅あっという間に英語が読めるようになる無料体験授業受付中! まずは気軽に資料請求

❅OUTCOMEの英検合格保証制度の 詳細はコチラ

期間限定超お得キャンペーン実施↓↓↓

 

最近では英検のスコアを使って入試が受けられる大学が増えてきました。皆さんの中にも英検利用入試を考えている方もいることでしょう。

ただ、闇雲に取得して利用しようとしても、有利にならずむしろ一般入試の英語でチャレンジしたほうがよい点数が取れたということもザラにあります。せっかく頑張って取った英検を有効活用できるように情報を整理しておきましょう。

今回は、関西圏の上位校である「関関同立」の英検利用入試についてまとめていきます。

=====

<目次>

■英検利用入試とは

■英検利用入試の利用状況は?~関関同立編~

■早期に英語を仕上げて受験のアドバンテージを作ろう

=====

■英検利用入試とは

 「英語外部試験利用入試」と言われたりしますが、英検やTOEFLといったいわゆる英語検定試験のスコアを利用して入試にチャレンジできる制度のことです。近年では私立大学の多くが利用するようになってきました。

 関関同立でも英検のスコアを使って入試にチャレンジでき、概ね2級以上取得していれば入試に有利に働きます。後ほど学校ごとの詳細はお伝えしますが、まずは英検利用入試の概要から整理しておきましょう。

・英検利用入試の形式

いわゆる、英検を使った入試の恩恵のようなものです。これも大学によって異なり、主に3種類に分かれます。英検のスコアが大学指定の条件のもとで換算される場合、換算された得点が実際の入試に加点される場合、英語試験免除を受ける資格のみを満たす場合です。英検を持っていれば必ず入試の得点に加算されるわけではないため、各大学・学部の募集要項で条件を確認することが必要です。

・募集枠について

大学によって2種類に分かれます。英検利用入試専用の枠で選考が行われる場合と、英検使おうが使わまいが通常の募集枠で選考が行われる場合です。前者については一般の方式に比べると募集枠が少なくなる傾向がありますので、過去の入試倍率や合格最低点を確認し、本当に英検で勝負できそうかを判断する必要があります。

次に、受験概要を理解した上でメリット・デメリットを考えていきます。

<英検利用入試を使うメリット>

①本番の試験で英語が免除される学部があること

②本番の入試で、英検のスコアが得点換算されて、他の科目との合計点に加算されること

①については、英語試験免除のための受験資格を得る、といったもので、英検取れてるから英語力は大丈夫ですよね、という考えです。それであれば取得級が高いほど免除を受けやすいということもイメージが付きやすいと思います。

②も同様に考えると高い級ほど得点加算が大きくなる、ということがイメージしやすいと思います。本番の入試で7~8割取ろうとすることと、英検のスコアの換算によって7~8割獲得できることが確約されているのでは、後者のほうが安心感があります。

<デメリット>

①募集枠が英検専用枠となっていると、一般入試に比べて募集枠が少ないことが多い

②得点換算される方式の場合、英検の換算スコア以上の実力があっても得点が固定される

①については、英検利用入試を推薦入試のようなものと捉えるとイメージしやすいかと思います。推薦入試も一般入試と比べれば募集枠は少なくなりますよね。

また、②については、本番の入試で仮に9割とれる力があっても、英検利用入試のスコア換算で8割にしかならなければ、本番の入試は8割で計算されてしまいます。そして、一般入試と英検入試の併願ができず、どちらかで勝負しないといけない大学もあるため、本当にその大学で英検利用を使うべきかは慎重に考える必要があります。

中には英検スコアと当日の英語入試の成績の良いほうを採用してくれる大学もあります。

■英検利用入試の利用状況は?~関関同立編~

では、どのように英検利用入試が取り入れられているのか、整理していきましょう。

大学名英検利用入試の実施有無
関西大学実施している(一部学部のみ)
関西学院大学実施している(全学部)※ただし、共通テスト利用入試のみ
同志社大学実施していない※推薦入試では利用可能
立命館大学実施している※ただし、共通テスト利用入試のみ

同志社大学のみ、英検利用入試は行っていないですが、その他であれば英検スコアを利用して出願が可能になっています。ただ、英検利用ができる出願方式や学部などが限られていますので、自分にあったものかは各大学の募集要項を確認する必要がありそうです。

次章以降で各大学の試験概要についてまとめていきます。

※これから記載する情報は、2023年度入試の内容を抜粋しています。受験生のみなさんは、受験年度の募集要項を必ず確認の上で受験する・しないを判断してください。

<関西大学>

利用可能学部 

 一般入試・・法学部、文学部、経済学部、政策創造学部、人間健康学部、社会安全学部

 共通テスト利用・・文学部

学部形式募集枠出願基準・選考内容
法・文経済政策創造人間健康社会安全(一般入試)出願資格別枠2級以上を受検していて、CSEスコアが1950以上で当日の英語試験免除
文(共テ利用)換算同一枠CSEスコア2300以上・・満点換算CSEスコア2125~2299・・90%換算CSEスコア1950~2124・・80%換算

<表の見方>

※形式欄について

  加算・・その学部の英検利用入試が、得点加算されるものであることを示す

  換算・・その学部の英検利用入試が、英検スコアが決められた条件のもとで換算されることを示す

  出願資格・・その学部の英検利用入試で、出願資格のみ得られることを示す

※募集枠について

  別枠・・一般入試とは別に英検利用入試の募集枠が用意されていることを示す

  同一枠・・一般入試と同じ募集枠で英検利用入試が用意されていることを示す

CSEスコアというのは、英語の4技能(Reading、Writing、Speaking、Listening)を総合的に数値化したもので、「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」という英語の習熟度を判断する国際基準にもとづいています。CSEスコアには英検の合格基準が設けられていて、スコア◯◯点以上で△△級合格、というようにもなっています。ちなみに、2級合格ラインが1980、準1級合格ラインが2304です。

関西大学の条件を見ると、一般入試ではCSEスコアが1950以上ですので、2級取得できていれば利用可能な受験方式だということがわかります。また、文学部の共通テスト利用入試では、2級合格で80%換算、準1級で満点換算となるので、共通テストで万が一失敗してしまったときの保険として英検が有効活用できそうなこともわかります。

<関西学院大学>

利用可能学部・・全学部(共通テスト利用入試のみ)

 

◆一般入試詳細

学部形式募集枠出願基準・選考内容
全学部受験資格同一枠2級以上取得、またはCSEスコアが1950以上で、共テ利用入試の英語配点を200点から300点にできる。

関西学院大学では、共通テスト利用入試で英検を使うことができます。CSEスコア1950以上ですので、2級合格ができていれば受験資格を満たすものです。

得点換算のような恩恵はないですが、出願資格を得られれば英語配点を通常より1.5倍増しで受験ができるため、英語が得意科目で共通テストでもよい点が取れる自信がある人には有利に働くでしょう。しかし、共通テストの結果次第では、英検を持っていても有利に働かないことはありますので注意が必要です。

<同志社大学>

利用可能学部・・・なし 

 

同志社大学では、英検スコアを使った一般入試は行われていません。学校独自の英語試験を受ける必要がありますので、過去問対策をしっかり進めていきましょう。

ただし、推薦入試では使える学部があるようですので、気になる方は学校の募集要項を確認してみてください。

<立命館大学>

利用可能学部・・・共通テスト利用方式の全学部と情報理工学部(グローバルコース方式)

学部形式募集枠出願基準・選考内容
全学部換算同一枠準1級以上取得で、英語が満点換算される
情報理工換算別枠準1級以上取得で、英語が満点換算される

立命館大学は共通テスト利用入試で英検スコアが得点換算されます。ただ、他の大学と比べてハードルが高く、準1級以上の取得がないと有利に進めることができません。しかし英語の点数が満点換算されることは非常に大きなアドバンテージになり、共通テスト利用入試で合格を勝ち取ることができれば、一般入試を余裕をもって受けられるという点では高い級を取得することにチャレンジしてもいいかもしれません。

■早期に英語を仕上げて受験のアドバンテージを作ろう

準1級のような高い級を取得したいという気持ちが先行しつつも、時間が取れずにそこまでたどりつかないということもあると思います。しかし、2級を取得できるだけでも英語を得点源にして、入試に活用できる大学があることがわかったと思います。

受験はまだ先だから、英語もあとでやればいいや、と先延ばしにするのではなく、英検取得をショートゴールに据えて早めに英語の勉強をスタートし、英語の実力を上げていくことができれば、受験勉強の負担を少しでも楽にできます。

★OUTCOMEなら英検早期合格と大学受験対策が効率的に実施可能

OUTCOMEでは、英検合格保証制度があり、英検対策をしっかり実施しつつも、大学受験対策をメインに進めていきます。限られた時間で最大限の効果を出すカリキュラムを用意しています。ご興味あればぜひお問い合わせください。

お問い合わせ→ https://outcome-online.com/contact/

まずはコチラから資料請求

英検合格保証制度の詳細はコチラ

2024年度からの英検リニューアル情報(公式サイト)