部活と受験勉強の両立は可能か?
2023/01/23
部活と勉強の両立。高校生なら誰しも一度は悩んだことがあるでしょう。文武両道という言葉もあるくらいですが、実際に文字通りこなせている高校生は少ない現状があります。
今回は、部活と勉強の両立が果たしてできるのか、そしてどうやったら両立できるのかをお伝えしていきます。
▼部活と勉強の両立ってできるの?
結論から言えば、部活と勉強の両立は可能です!
両立できる人の特徴は「両立するためにはどんなことが必要なのか」をきちんと考えている人。
逆に両立に失敗する人は、どちらも一生懸命にこなそうと「気持ちだけで」なんとかしようとしています。つまり計画性がないのです。
高校生に与えられている時間はみんな同じです。その時間を部活と勉強にどれぐらい充てられるかを自分で把握することができれば、部活・勉強それぞれの時間を精一杯使えばいいだけですので、両立することはそれほど難しいことではありません。
まず、自分がどれくらいの時間を持っているのかという「現状把握」から始めるのがコツです。具体的には次章以降でお伝えしていきます。
▼部活と勉強を両立するときの心構えは?
突然ですが、高校に入学する前の気持ちを少し思い出してみましょう。どんな気持ちで新しい高校生活を迎えようとしていましたか?
・文化祭、体育祭がすごく盛り上がる学校で、自分も一緒に盛り上がりたい
・中学から続けてきた部活が高校でもできる!しかも強豪校!
内容は人それぞれだと思いますが、ワクワクしていたのではないでしょうか?
そして、多くの方は勉強の内容よりは、文化祭のようなイベントごとや部活のことを考えて気持ちが高ぶったのではないでしょうか?
みなさんが今の高校を選んだ理由がこのようなものであれば、その気持ちは受験まで大切にするべきです。それがなくなった瞬間、その高校に通う目的を失うことと等しくなり、高校生活は途端につまらなくなります。
この気持ちがあるからこそ、部活を頑張る源泉になり、ひいては勉強を頑張ることにも繋がります。
自分の入学当初の気持ちを常に心にとどめて高校生活を送ること、これが部活と勉強を両立するのに大切な心構えです。
▼部活と勉強はどうやったら両立できる?
先ほども伝えましたが、部活と勉強を両立するためには、「現状把握」と「計画性」の2つを考えることがとても重要です。具体的には以下のとおり。
・自分が部活に使える時間、勉強に使える時間を計算する。(現状把握)
・その上で、勉強時間にどんなことができそうか考える。(計画作成)
それぞれ具体的に説明していきましょう。
■現状把握
1日の中で寝る時間や学校にいる時間を除いて、自分が自由に使える時間がどれくらいあるのか、ということを把握していきます。考える際には「平日」と「土日」の2パターンで考えるとよいでしょう。さらに平日・土日それぞれ部活がある日とない日にわけてもよいかもしれません。
その自由な時間を勉強時間と息抜き時間にどれだけ充てられそうか計算します。
おそらく、朝か夜に自由な時間が確保できることがはっきりすると思います。
そして、部活の時間や勉強の時間が1日のなかでどのくらいの割合を占めるのかが明確になります。これを感覚的に把握するだけになっている高校生は、部活と勉強の両立に苦労します。
■計画作成
1日あたりで自分の自由時間が計算できたら、その時間になにをやるかを埋めていきます。
その時の手順としては、以下のとおりです。
・学校の予習、宿題や塾の宿題などやらないといけない勉強をすべて書き出す
・書き出した勉強内容が終わるまでにどれくらいの時間がかかるのか見積もる
・自由時間にその勉強時間を当てはめる
時間の見積もりはおおよそで構いません。実際にやってみて短くなったり長くなったりすることはありますので、そのときは適宜修正できればOKです。
そして注意点としては、勉強内容を埋め終わったら、「この計画に無理はなさそうか」ということもチェックしましょう。
ありがちなのは、計画したけれども休憩時間がなく4時間ぶっ通しで勉強する、というような計画になっているケースです。人間の集中力が継続するのはおおよそ90分までと言われています。計画が無計画なものになっていないかをチェックして、適宜休憩時間などをいれておくことも重要です。
ポイントとして、継続できそうな計画になっているか、という点はおさえておきましょう。
また、空き時間が足りなくて勉強内容が埋められないということもあると思います。
そのときには、朝早く起きて時間を作ったり、通学時間を利用できないか?を考えてみるとよいかもしれません。
上記の「現状把握」「計画作成」が事前にきちんとできれば、部活と勉強の両立に近づきます!
▼部活と勉強の両立にはOUTCOMEがおすすめ!
OUTCOMEでは「高校生活を充実させて、志望校にも合格する」ということを目指しています。まさに部活と勉強の両立です。
高校生活の部活は人生に一度だけ。それを犠牲にして勉強漬けになることは望んでいません。むしろ部活のような受験勉強以外を充実させて、勉強は超効率的に進めていくということを真剣に考えています。
そのためにまずは高校2年生までで英語の学力を上げることにコミットします。文系理系問わず受験に必ず必要になる科目ですので、これを早期に仕上げることができれば、高校3年生になってから自分の不得意な科目の勉強に集中できます。
高校生活を少しでも充実させるために、ぜひOUTCOMEで勉強してみませんか?
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(OUTCOME 中村)