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高1から塾に入るべき?悩める高1の疑問に答えます

2024/01/11
高1から塾に入るべき?悩める高1の疑問に答えます

大学受験を対象とした塾の仕事をしていると「塾に入るタイミングはいつがベストでしょうか?高1から始めたほうがよいのでしょうか?」などと質問されることがよくあります。

確かに、高校3年間はあっという間に過ぎ去ります。

例えば難関大学を目指すうえでは、その3年という準備期間の短さに焦りを感じ、早期から対策について検討を開始している人もいるでしょう。

◆高校生活で大事にしたいことは?

私は上記の質問を受けたとき、『あなたはどんな高校生活を送りたいと思っていますか?』と質問を返しています。

なぜならば、それによって、受験戦略、塾に入るタイミングや選び方も大きく変わってくるからです。

もちろん大学受験・受験勉強のことだけに焦点を当てれば、1日も早く、1時間でも多く勉強をしたほうがいいのは明白です。

しかし、1度しかない高校生活。それぞれに熱中したいこと、楽しみたいこと、頑張りたいことがあると思います。できることなら、高校生活のすべてを充実させたうえで、受験も成功させたいものです。

今回は、みなさんが思い描く理想の高校生活ごとに、アドバイスを分けて書いてみたいと思います。

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①高校3年間は受験勉強に捧げたい人

②部活や課外活動に全力で取り組みたい人

③あれこれ満遍なく楽しみたい人

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①高校3年間は受験勉強に捧げたい人

勉強嫌いの人から見れば「そんな人いるの!?」と思われるかもしれませんが、高校3年間は勉強を1番頑張って何としても志望校に合格を果たしたいという人は結構います。

将来の夢が明確になっており、そこに向けた強い志を持っている人。

中学受験や高校受験でうまくいかず、大学受験をリベンジマッチにしたいと思っている人。

背景は様々ですが、高1の初めから大学受験に強い覚悟を持って臨んでいる人もいるのです。

このタイプの人には

「なるべく早く」「大手の総合予備校」

に入塾することをお勧めします。

早期から受験を意識したコンテンツを学習することで、経験値を積むことができます。

また同じように高1の4月など、早い時期から大手予備校に集まってくるクラスメイトは意識が高い人が多いため刺激を受けることができます。

そして高2、高3と進級していく中で、ハイレベルコースに所属できるようにしましょう。

特に行きたい私大がなければ、国公立を主眼に置いておくとよいでしょう。5教科7科目を仕上げる時間が十分にあります。

周りの高校生よりも、実力や経験をより多く蓄え、それらをフルに活かして受験勉強を進めていきましょう。

②部活や課外活動に全力で取り組みたい人

青春の代名詞ともいえる部活動。高校生活が部活一色になるぐらい没頭する人はたくさんいます。最近では学校外のクラブチームやサークルなどに所属している人も多いようです。

このタイプの人に、最初に確認しておいてほしいことは「いつ引退するのか」という引退時期です。高3のラストまでか、夏までか、高2のラストまでか、で受験勉強に充てられる時間はかなり変わります。そしてそれに応じて受験戦略も変わります。

例えば高3の夏まで部活をやるとしたら、5教科7科目を準備する時間はないから国公立を諦めて、3教科で済む私立を狙おうとか、そういう話になってくるわけです。

そうは言われても、そのときの気持ちによっても引退の時期は変わるでしょうし、なかなか前もって計画的に動くことは難しいかもしれません。

そんなときにお勧めなのは

「なるべく早く」「英語塾に入るor英語だけは本気で勉強しておく」

という方法です。

国公立or私立、理系or文系、みなさんがどの進路を選ぶにせよ、必ず受験科目として立ちはだかるのが「英語」です。

裏を返せば「英語が高2までに武器になっている」状態を作り出せれば、ある程度どの進路にも対応できるようになります。

もしも高3開始時点で英語が不得意だったら、相当な苦労をします。英語はできるようになるまでに時間を要する科目です。しかしながら高3の1年間という限られた時間の中では英語以外の受験科目の勉強も必要です。結果、あれもこれも焦ってやっているうちに全てが中途半端になり、壊滅的な受験結果となることが容易に想像されます。

そこで、そうならないためにも、英語だけは高1高2のうちから鍛え、得意科目にしてしまうのです。これは部活や課外活動などがあってもです。

高3になれば分かりますが、1科目でも「得意だ」と自信を持って言える科目があることは、かなり自分にとって心強いです。成績面で柱になってくれるだけでなく、メンタル面での安定剤にもなります。それが受験で必ず使用する科目の英語であれば、一層心強いはずです。

とは言え、全力で部活や課外活動に打ち込んでいれば、なかなか勉強時間を確保することも難しいかもしれません。

しかし、英語は数学などと違って、1問1問とじっくり向き合わなくてもよい部分が多いですよね。例えば単語暗記は通学時間でもできますし、色々と切り分けて勉強していても成立する科目のはずです。高1のうちから時間をうまく活用した英語学習についてのルーティンを作っていきましょう。そうすれば部活を本気でやっているからと言って、勉強時間が確保できないことにもなりません。

また、部活で忙しい人には、オンライン塾がオススメです。

部活を終えて帰宅した後の、夜遅い時間でも対応している塾が、オンラインであれば存在します。

そうやって環境づくりを工夫すれば、部活をやっていたとしても十二分に対策を打っておくことができます。

「英語1科目だけ極めればいい」と考えれば、気持ち的にもラクではありませんか?

部活や課外活動で忙しい日々になる人は、是非この英語だけは仕上げておくという戦略を取り入れてみてください。

③あれこれ満遍なく楽しみたい人

遊びに部活に恋愛に勉強に、それぞれ満遍なく楽しみ、充実させることができれば、もちろんそれも思い出に残る楽しい高校生活になるでしょう。

ただし、ここで受験指導をしている人間としてアドバイスをさせてもらえるならば「勉強を後回しにすると、あとで本当に辛い目に遭うから気を付けて」と伝えたいです。

「あれこれ充実させる」の「あれこれ」の中に必ず勉強も含めておいてほしいのです。

大学に行くつもりではあるけど、具体的にやりたいこともないし、志望校も決めてない。したがって、高1高2のうちから勉強にそんなに打ち込めないという高校生はたくさんいます。

しかし、だからと言って、準備をしないまま過ごしていていいかと言えば、それは違います。

勉強に関して、後回しにしてしまい、何となくエンジンがかからないまま高3を迎えてしまったときのことを想像してみてください。周囲には既に塾に通って受験対策をし続けてきた人もいっぱいいるでしょう。もし自分が2年間勉強を放置してしまっていたとしたら、そこにはもう埋められないぐらいの差が、発生してしまう可能性が高いのです。

高3の1年間だけで何とかなる可能性があるとすれば、現状では私立文系大学の受験ぐらいになってしまうでしょう。

そしてこれは精神論になりますが、日々楽しく過ごせており勉強もそれなりにやってうまくいっている高校生活と、日々楽しく過ごしているものの勉強については学年下位で自信もないという高校生活、どちらが充実感を得られやすいでしょうか。普通に考えれば前者かと思います。

勉強は大抵の人にとって、遊びの対極、楽しさの対極に位置付けられているかと思います。そうではなく、高校生活を充実させる要素の1つとして勉強を捉えれれば、ある程度前向きに取り組むことができるかもしれません。

ということで、前置きが少々長くなりましたが、あれこれ満遍なく楽しみたい人にもお勧めしたいのが

「高2のスタートまでに」「英語塾に入るor英語だけは本気で勉強しておく」

という方法です。

なぜ英語なのかは②で記載した通りです。英語を1教科仕上げておくだけで、自信や成績は劇的に好転します。

部活などに大きく時間を持っていかれるわけではなく、時間にゆとりのある生活を送っているようであれば、高1の初めから必死になって塾に通う必要もないかもしれません。

しかし前述の通り、英語はできるようになるまでに時間がかかる科目です。

ですから、遅くても高2までには塾に入るなどして英語の勉強をスタートしなければ、高3開始時点で得意科目にすることは難しいと思われます。

よって、高2のスタート時点までには、英語学習を開始してほしいのです。

※さらに、もし時間的に余裕があり、もう少し勉強に時間が割ける人は英語の次に「数学」も塾などを利用して触れておくとよいでしょう。理系を志すときはもちろん、文系受験でも数学が使えることは武器になります。

ということで『高1から塾に入ったほうがいいの?』というよくある質問に対して、ざっくりとした高校生活のイメージで場合分けをして回答しました。

参考になる部分があれば幸いです。

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