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高校生と中学生の勉強の違いって何?現役大学生が語る注意点とは

2024/01/11
高校生と中学生の勉強の違いって何?現役大学生が語る注意点とは

今回はOUTCOMEの講師の実体験を記事にしました。なぜ彼は1度目の大学受験に失敗し、浪人することになってしまったのか。中学時代は優等生だった彼に何が起こったのか、ご覧ください。

―――優秀だった少年の末路―――

【実際の体験談】
待ちに待った高校生活。勉強に部活に恋愛、ドラマのような青春!色々なことに胸を膨らませて登校する。僕は中学生の時、成績はオール 5 でスポーツ万能。部活にも一生懸命取り組んでいて自分で言うのもアレだが優秀な生徒だったと思う。さすがにスポーツで日本代表になるとかは考えていなかったが、勉強は今まで通りテスト勉強を頑張っていれば難関大学くらい余裕で合格するだろう!と甘く見ていた。


さあいよいよ高校生だ。
1 年生で初めての夏の模試がやってきた。 1 時間目は英語。優秀な自分はここで余裕の学年 1 位を取って他の人に差を見せつける。そう考えていた。先生の「始め 」の合図とともに僕は紙を表に向ける。 A4 の紙にびっしりと 印刷 された英文を一文ずつ読んでいく。あれ?何かがおかしい。なんだが頭に入ってこない。昨日少し夜更かししたからかな?僕は目を擦って、もう一度最初から英文を読み返してみたが全く意味が理解できない。どの部分を読んでも理解できない。問題を読んでも何について言及していることなのか分からない。
なぜ?中学生の時はオール 5 で優秀だった僕がなぜ?冷や汗を滲ませながらずいぶん長い時間問題用紙と睨めっこしていた。その後は自分の無力感に押し潰されながら 、僕は解答欄を適当に塗りつぶしていた。


数日後模試の結果が返ってきた。英語の点数20 点 (100 点満点 、偏差値 35 の数字を見た僕の頭の中は今まで経験したことのないような感情に襲われた。恥ずかしい。周りの子たちは「ここが難しかったね」とか「簡単だったね」などと言ってるが、僕には難しい箇所も簡単な箇所も分からなかった。僕は返却された解答用紙と模試の結果を破り、駅のゴミ箱に捨てて家路についた。


【中学校の成績=自分の能力、ではない!】
これは高校生に上がってからありがちなパターンです。結局この彼は諦めてしまい、高校3 年間は全くと言っていいほど勉強をしなかった結果、浪人することになりました。
一体どこで歯車が狂ったのでしょう?答えは中学の成績オール 5 というところにあります。彼は、中学校の成績=自分の能力 だと思っていたのでした。もちろんそれが全く間違いである訳ではありませんが、高校生の勉強から大学受験においては中学校の成績はほとんど意味をなさないと思った方がいいのです。


【高校生の勉強とは?】
中学校の成績は授業でやったことを暗記していれば、テストで高得点が取れて、先生の話を真面目に聞いていれば関心 ・ 意欲 ・ 態度の項目 に A がつきます。通知表で 5 を取ることはそんなに難しいことではありません。
では高校生の勉強はどうなのか?ここでは英語を例に挙げますが、授業で扱った長文がそのまま試験問題として出る中学校のテストと違い、大学受験を見据えた高校のテストや、模試では初見の長文が出題されます。答えを暗記してそのまま書くのではなく、長い文章を迅速に読み、そこから答えを導き出せる高い英語力が求められているのです。彼は確かに中学校では成績優秀者だったかもしれませんが、それはあくまで範囲が分かっているテストで高得点が取れていただけで、自分の真の実力が試される高校の模試では点数が取れなかったのです。

特に中学校との差を感じてしまう科目が英語です。高校生が大学受験のために読む長文はとても長く、中学生の頃とは比になりません。なんとなくのイメージで読み進められるほど簡単なものではないのです。文構造、文法のルール、単語の意味、これらが複雑に絡み合っていて、それぞれのレベルを高めていかなければ、英文を理解することは困難になってくるのです。
しかし逆にそれらを高校1年生2年生の段階から少しずつでも詰め込み、磨いていけば3年生では十分に難関大英語長文でも読めるようになるのです


【高2までの英語塾ooutcomeutcomeの願い】
多くの高校生は高校3年生から受験勉強を始め、大変な思いをすることになります。高校生は成人する前の最後の学生生活であり、そこで経験したことは自分のこれからの人生において大きな影響力を持つでしょう。そんな貴重な時間に受験勉強に追われて、友達や部活、趣味の時間を削らなければならないのはあまりにも寂しくないでしょうか。
outcomeは高1〜高2で英語の学力を上げるというスタイルの塾です。ここで先取りしておくことで、スムーズに本格的な受験勉強に移行することができて、勉強以外の大切な時間も十分確保することができるでしょう。部活、趣味、恋愛など高校生活をつくる要素はたくさんあります。高1高2のうちに少しだけ受験勉強に時間を割いてくれたら、きっともっと充実した3年間をおくることができます。そして受験直前に胸を張って英語が得意科目だと言えるようになってくれれば、最高の3年間だったと締めくくれると思います。

【最後に・・・】
高校入学直後は中学校との勉強の違いに衝撃を受けて、時には沈んでしまうかもしれませんが、outcomeで正しい勉強の仕方を身につけて、勉強以外の青春にも是非全力で取り組んでもらいたいと思っています!

高校の勉強でスタートダッシュを切りたい!英語を早期に得意科目にしておきたい!
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