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英語が苦手な高校生が今すぐ実行すべき英語勉強法!

2024/01/18
英語が苦手な高校生が今すぐ実行すべき英語勉強法!

高校生に苦手な科目を尋ねると「英語です」と答える人は多いです。

また「英語は好きなんですけど、点数が取れず苦手です」という人も結構多いです。

多くの高校生が流暢に英語を喋れるようになることに憧れを抱いています。

将来的には海外で働きたいという夢を聞く機会も多々あります。

そして実際に学校のコミュニケーション英語の授業が好きで、プレゼンやディベートは結構できるのに、ペーパーテストになると点数がとれないという高校生も多いものです。

これからの時代、海外に出ようが日本国内にいようが、否応なしに外国人と触れ合う機会は増えていくでしょう。

そのときに、意思疎通ができ、自分の考えを相手に伝えることができれば、実際には何も問題ないと感じます。

しかし、高校生にとって目の前に控えているのは「大学受験」であることが多く、そこでは「ペーパーテストでの得点」が全てです。

どれだけ英語を使ってコミュニケーションをとることができても。試験の点数が悪ければ合格はできません。

今回は、英語の試験で点数をとれるようにするための最も効果的で効率的な方法をお伝えします。

いま英語が好きでも嫌いでも、話せても話せなくても、誰もが「受験英語」で勝てる方法です。

半年ぐらいの時間があればMARCH以上の英文もスラスラ読めるようになりますし

英検2級など、同じく半年あれば簡単に取得可能です。

 

1.自分がいま持っている英語の概念を変える

まず最初に、英語の成績を上げるためにはマインドを変える必要があります。

みなさんに質問です。英語の成績はどうやったら伸びると思っていますか?

この問いに対する答えは、たいていは

・単語を覚えれば!

・たくさん長文を読めば!

・音読を習慣化すれば!

・過去問をたくさん解けば!

という答えが返ってきます。

どれも的外れな答えではありませんが、これらはすべてオマケです。

車で言えば、これらはハンドルやタイヤやシートです。確かに必要なものなのですが、肝心の、車が動くために大前提として必要な「エンジン」ではありません。

この1番重要なことが何かを理解していないために、いつまで経っても英語の成績が伸びない、たくさん読んでいるのに手ごたえがないという状況が続いてしまうのです。

では受験英語におけるエンジンは何か。それは「英語のルールを理解すること、そしてそのルール通り読む練習を徹底的に繰り返すこと」です。

 

2.なぜ成績が上がらないのか

一言で言えば、英語を「感覚」で処理しようとしている高校生が大多数なのが現状です。

例えば長文を読んでいて「make」という英単語が出てきたとき、みなさんはどのようにこのmakeを訳そうとしますか?

「makeって色々な意味があるよな。“作る” “する” “させる”・・・・。んー、なんとなく文脈的に“させる”っぽいな。これで訳してみよう!」

どうでしょうか?このような人が多いのではないかと思います。OUTCOMEの体験授業に来てくれる高校生も、ほとんどが今までこのような訳し方をしてきたと教えてくれます。

だから「たくさん単語を覚える(makeの多義を知っておく)」「たくさん長文を読む(文脈に合う訳し方を選ぶセンスを身につける)」ことが、英語の成績向上に必要なことだと思っているのでしょう。

ですが、この読み方こそが、勉強を頑張っているのに英語の試験で点数が伸びない最大の要因です。

先ほどのmakeの例のように、自分の「フィーリング」で訳を選びとって読み進める読み方は、いわば「ギャンブル的」な読み方です。自分の選択した訳し方がハズレである可能性があり、そして正しくない訳で読み進めたことにより、文章全体の内容を、全然違うものと認識してしまうことがあるのです。

英語の長文問題を解いたあと、模範解答の全訳を見たら、自分が思い描いてたストーリーと全く違うものだったという経験はありませんか?

そういった経験が少なからずある人は、成績向上はある一定のラインで止まり、それ以上に伸びる可能性は少ないと経験上、断言することができます。

?高校生は被害者?

話はやや逸れますが、これは現在の日本における英語教育に問題があると感じています。もっと言えば高校と大学の方向性の不一致が原因とも言えます。

現在の高校の英語教育では、中途半端に四技能を標榜し、例えばネイティブの教員を採用して、「生きた英語」などと言いながらスピーキングやリスニングに注力している傾向があります。英語の論理的・文法的な側面については多くは触れず、それこそ「フィーリング」「センス」を養成するようなカリキュラムにシフトしています。そのせいで、感覚的に英語を処理することしかできず、上記のような成績状況に陥る高校生が激増しているわけです。

さらに言えば、そのような「センス」は数年間、ちょこっとネイティブ教員の授業を受けただけで養われるはずもありません。中高6年一貫して大量のトレーニングで鍛え続けたり、ある程度長期の留学をしてやっと身に付くかどうかです。

結果的に、センスもなければルールも知らない、可哀想な高校生が誕生するわけです。

さらに大学側が求める英語スキルは、さほどアップデートされていません。四技能を重視すると言いながら、英検などの外部試験のスコアに基準を委ねていますし、そのような方式はまだまだ一部で、多くは自前のペーパーテスト、つまりリーディングの力だけを測定して合否を決めています。

高校で受けた教育が、大学で求められているものでないのであれば、大学受験のペーパーテストで高得点が獲れないのも当然なのです。

このような色々なものに板挟みされているのが、現在の高校生です。

 

3.英語の成績を伸ばすための「エンジン」

話を元に戻して、大学受験の英語で高得点を安定してとるための方法を紹介したいと思います。

それは「論理的にルールを使って読む」 この一択です。

英語は実は明確な構造ルールを持った言語です。

実は英語の文章の基本構造は、たった5種類しかなく、それを読む側が判別できればある程度はそれだけで意味が理解できます。

構造①の訳し方、構造②の訳し方・・・・と構造ごとの訳し方決まっており、それが5種類しかないのです。いわゆる五文型というやつです。

しかし、これを丁寧に教える高校は少ないのが現状のようです。

五文型について高校生に質問してみると

「五文型って聞いたことはあるけど、何かはよく知りません」

「ああ、SVOCでしょ、知ってますけど、あれ意味あるんですか?」

「1回勉強したことはあるんですけど、何に役立つのかよく分かりませんでした」

というリアクションがほとんどです。

基本ルールが存在しているのならば、まずはそれを使うことが最も確実で、大切な姿勢です。

料理にしても、レシピを見ないでフィーリングいきなり作り始めてしまえば、出来上がる料理の味はバラつきます。レシピというルールにまずは従って料理することで、安定した味を創り出すことが可能です。

英語にはルールがあるという事実をまずは知ってください。

そしてそれに従うことで、いとも簡単に英文を正しく訳すことができるようになります。

単語の意味を知らなくても、構造ルールから読めてしまう文章はたくさんあるのです。

これが英語の成績を伸ばすためのカギです。

フィーリングから脱却し、英語の理屈に則ったかたちで勉強を進めることで、着実な成績向上が見込めます。

「ルール」「ロジカル」などという言葉を聞くと、そこに拒否反応を持つ方もいるでしょう。

しかし、英語が苦手な学生にとって、この方法は本当に助けになります。

考えてみれば「センス」「感覚」で勝負させられる方が、よっぽど苦しくないですか?何かよく分からないものを、闇雲に勉強して習得しようとしても、全然できない・・・。この状態が続けば誰だって英語の勉強が嫌になります。

その点「ルールを覚えて使いましょう」というだけなら、極論小学生でも可能です。英語の学習内容が、とても単純に、明確になりますよ。

 

4.ルールを使いこなすために

必要なステップはたった2つです。

 ①ルールを正しく理解し、完全に暗記する

 ②日々必ずルールを使うことを意識し、習慣にする

「なんとなく分かっている」では、勉強していないことと同じ。無意味です。

「知っている」としても、使えない状態であれば、これもまた無意味です。

まずは五文型という英語の基本ルールの存在意義・使い方をすべて完全に理解して暗記する必要があります。

そして、それを運用し続けることが大切です。何事も勝手に体が動くぐらいまで習慣化するためには、根気強い継続が必要です。

英語をこれまで感覚的に読んできている人は、急にルールに則って英語を読もうと思っても、ついつい昔の読み方に戻ってしまいがちです。しかしそうならないように何とか我慢して新たな読み方の習得に注力してください。

先ほどから話に出てくる「英語のルール」はこの記事で伝えきることはかなり難しいものになっています。よろしければOUTCOMEの無料体験授業を受講してみてください。無料でかなり分かりやすく付加価値の高い授業を受けてもらえます。参加者のほとんどが「え、こんなに英語って簡単だったんですね」と驚いてくれます。

そのように第三者の力を借りることが、かなり有効です。

授業で知識を教えてもらうだけではありません。自分がルールを真に理解できているか、それを使えているか、昔の読み方に戻ってしまっていないか、完全習得が完了するまで第三者にチェックしてもらうのです。

慣れないことをやっていく場合、自分の状態を客観的に観察して改善をかけることはなかなか難しいものです。その役割は他者に任せたほうがラクですし確実です。

そこに塾の存在意義があると思います。

 

5.自分をちゃんと見てくれる塾に入ろう

上記のように受験英語を完全習得するために必要な事項をあげていくと、自然とどのような塾が必要かも分かってきます。

例えば授業だけ(動画だけ)の塾は、その後、自分が完全にマスターできるまでのチェックはしてくれません。

例えば授業がない塾では、現状で意味も使い方もよく分かっていない五文型のような知識を、結局自分で参考書を使って読み直すことになり、いつまで経っても理解できずに終わります。

授業があり、理解の確認があり、自分が間違えた方向に進んでいるときに道を正してくれる。そんな塾があれば、かなり効率的に勉強を進められるでしょう。

実は塾選びの時点で、間違いを犯している学生はたくさんいます。

みなさんは、是非自分にとって必要なことを洗い出し、それを提供してくれる塾を探しだして下さいね。

 

❖OUTCOMEなら確実に効率的に英語の成績が伸びる

OUTCOMEはオンライン塾でありながら、かなり手厚いサポートが受けられる塾です。

授業は動画や参考書で、まずは自分の力で取り組みますが、その内容に対するオンライン振り返り面談や高頻度な小テストで「本当に理解したか?覚えたか?使えるようになったか?」を細かく確認していきます。

英語の基本ルールも、最初はみなさん慣れない知識と作業に手こずりますが、講師との面談を通して不明点をすべて解消することができています。さらに日常的に講師とのコミュニケーションがあることで、常に自分の弱点を指摘・改善してもらいながら、あっという間に英語の基本ルールを使いこなせるようになります。

ほぼすべての生徒が、英検の短期間合格や学校の定期テストでの順位向上を達成し、効果を実感しています。

誰しも、どうせ勉強するなら、ちゃんと成績を伸ばしたいですよね。是非OUTCOMEの体験授業を受けて、成績向上&大学合格への一歩を踏み出しましょう。

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